於茂登岳の言い伝え
沖縄県の名勝として指定されているなかに、石垣島では「於茂登岳」があります。
於茂登岳は沖縄県石垣市にあり、石垣島の北西部にあたります。
1997年の9月に、「川平湾及び於茂登岳」として、国の名勝に指定されました。
於茂登岳は、「おもとだけ」と読みます。
沖縄県石垣市にある山で、地元では「ウムトゥダギ」と呼ぶこともあります。
於茂登岳は、古くから霊山とされてきました。昔から、地元の信仰の中心的存在だったのです。
山名の「ウムトゥ」の意味は、「島の大本」ということだといわれています。
於茂登の神は「ウムトゥテラシィ」で、この神への通し願いが、島内の多くの御嶽で行われます。
石垣島の名蔵村にある御嶽は、マングローブの林で有名ですが、オモト岳の神の拝礼所とされています。
首里の弁ヶ岳、於茂登岳、久米島の三神は、合わせて「姉妹の神々」とされています。
イントラレーシック
この二番目の神、「於茂登岳の神」は、もともと妹と一緒に久米島を居所としたといわれています。
自分の山が、妹のいる山より低かったので、不服を感じたのでしょう。八重山に移って於茂登岳に垂迹しました。そしてこの島の守護神になったそうです。
さらに、弘治13年、すなわち1500年には、オヤケアカハチの乱がありました。
(オヤケアカハチは漢字で「遠弥計赤蜂」または「於屋計赤蜂」と書きます)
このとき、久米島の神女は、琉球王国の軍に帯同しました。
そして於茂登岳の神を説得したと言い伝えられています。
於茂登岳は、信仰の山としても広く謡われてきました。
石垣島を訪れたのなら、是非、この神々しい山を望みながら、神話の世界に浸ってみてください。
ご利益があるかもしれませんよ。